後藤良平展2

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更新日 2011-02-07 | 作成日 2008-02-25

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後藤良平展-宇宙創造PartⅠ・PartⅡ-

PartⅠ:2002年7月2日(火)~7月14日(日)
PartⅡ:2002年7月16日(火)~7月26日(金)
11:00-18:00 月曜休廊 
14日・26日は16時まで   




今回は当空間としては初めて物故作家の展示です。もし生きておられたら81歳になれる筈なのに、作品は拝見しているととてもその時代に生きておられた作家に見えないくらい自由奔放で楽しい作品群です。彼に関してはミステリアスな所が多かったのですが、K新聞に尋ね人の記事を記載していただいたところ、たくさんの方々からいっぱいの情報をいただきました。送っていただいた資料の中からは自由(自遊)ダンス・流彩画・遊店港、など等個性豊かなことばがいっぱい飛び出します。可能な限り筆を持ち、絵でご自分の宇宙を表現しておられたことは、人間として当たり前な行為なのですがはっとさせられます。そしてそのような彼の作品は観る私たちに反省と勇気を与えてくれます。
パートⅠ、パートⅡそれぞれ後籐さんの気持ちになって展示しましすのでご高覧をよろしくお願いいたします。






後藤良平略歴
1921年、神戸の海産物商に生まれる。京大卒。戦後は中小企業の勤務を経て、1952年、神戸市立神港高等学校に勤務し1980年退職。1998年国立神戸病院にて死去。神港高等学校に勤務しながら様々な創作活動や展覧会を開く。『自由な塗料画の現代性』などの芸術や教育、そして趣味の旅に関する事など多方面にわたる小論文を発表。