西島一洋展

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更新日 2011-02-07 | 作成日 2008-02-25



















HOT PICKS


『体現/うどん記憶交感儀』
――つるやうどん店7日間開業及び絵幻想解体作業――

2001年1月9日(火)~1月23日(火) 但し15日(月)22日(月)休廊

今回は名古屋在住の西島一洋の展覧会を企画しました。うどんをキーワードとした私小説的発想が7日間でどのようにストーリーが展開するのかたのしみである。それを彼がこよなく愛している大きな鉄製浮玉(六甲アイランド野外展に何時も一緒に登場)が、会場で見守っていることでしょう。そして、彼のゆったりとした時の過ごし方は訪れる人々に少なからずカルテャーショックを与えます。

同様に1月23日に西島氏の展示会場でパフォーマンスを行う季勝利は「1,2,3,」にこだ わっている。2000年の夏に中国の北京から移住した現代美術家です。123には儒教的意味合いも含まれているという氏が日本語を学び、日本食を味わう中で123へのこれからの展開がたのしみである。


内容………

その1 パフォーマンス

―――現場交感行為《つるやうどん店7日間開業 》―――

日時 : 1月9日(火)日の出開始~1月16日(火)日没終了 終日

西島一洋が会場に寝泊まりして、昼夜を問わずうどんをつくる。
作家の生家の家業であったつるやうどん店のうどんを作る。うどん一品480円で注文をうける。
うどんを食べながら、また鑑賞者とうどんにまつわる記憶を語り合う。
うどんの注文のないときは、ちゃぶ台でわら半紙の上に鉛筆で素描行為。

その2 展示

―――《痕跡及び記憶のカケラ展》―――

日時 : 1月17日(水)~1月23日(火) 12:00-19:00

行為痕跡によるインスタレーション及び ビデオ上映、素描展示など。
(作家不在23日在廊)

その3 コラボレイションパフォーマンス

――《魚―1 2 3》――

日時 : 1月23日(火) pm1:23~1:53

季勝利が西島洋一の作品の中で行うパフォーマンス。
一匹の魚を手にし、水で繰り返し自身の裸体の上に作家のライフテーマである1,2,3と描き続ける。最後に足の下に敷いてある白い布が赤色に変わる。
バックミュージックは筝曲。