てつがくカフェ「おとなの寺子屋」 3月21日

第3回「経済危機のなか、こころしておきたいもの」
 ─「道心のなかに衣食(えじき)あり、衣食のなかに道心なし」─

講師:勝本華蓮 尼僧、東方学院講師


袈裟姿で現れた勝本華蓮さん、ちょうど5月出版予定の『座標軸としての仏教学─パーリ学僧と探す「私の仏教」—の脱稿の後でしたので、そもそもの仏教の歴史から話は始まりました。
 

「あらゆる存在は他のものが寄り集まってできている」

「この世のあらゆるものは変化する」 

釈迦族の尊者(釈尊)が、人生の苦から解脱するため修行を重ね、真理を悟った、としてから約2500年です。そして、釈尊の教えが日本にやってきてから約1400年になりますが、ここ数年のざらついた世相から、あらためて、神仏習合という発展形態をとってきた仏教をはじめとする宗教的な態度、というものが必要とされる時代がやってきたと思われます。

仏教の極意は、すごく簡単に言ってしまえば、「心が煩悩から解脱する」ことだそうです。そして、絶対者(神)を立てない、創造神はいない、肉体的苦行をしない、欲望のまま生活しない、ことなどがあげられます。

かざらないおしゃべりの先生から触発されて、参加の皆さんからは、ふだんの生活の中で仏教的なふるまいを戻したい、ドイツでの生活体験と比較した日本人の考え方、いのちを大切にする反戦と仏教との関係、不殺生についての見解など、いろいろな意見が交わされ、今回も予定をオーバーしてしまいました。

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終始、おだやかでつややかなお顔をされていた先生からいただいた寸言です。 

「もともとこの世は苦だ、と思うと、心は軽くなります」

「私は単独では存在していない、とわかると価値観が変わります」 

なお、勝本先生は、4月より、京都の青連院山内・尊勝院にて、まさしく現代の「寺子屋」を始められますので、関心のある方は、075-812-2108/ka2karen@yahoo.co.jpまでお問い合わせください。  (Wa!)

これまでのコメント

  1. なかむら あやこ :

    YADOKARIのなかむらです。

    あぁ!今回の「おとなの寺子屋」行きたかった!!!デス(T-T)
    予定が合わず、かなり残念に思っていたんですが・・・

    4月から寺子屋始められるとは!!
    早速、勝本先生にメールを送りました。

    プラネットEartHさん、いつも本当にありがとう!
    今週末は、YADOKARIがお世話になります。よろしくお願いします!

  2. mm :

    勝本先生は物静かで何時までもご一緒にお話をしていたい素晴らしい方です。
    是非寺子屋にご参加ください。心豊かになりますよ。  

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